WebディレクターはAIに仕事を奪われるの?実際はどうなのか。 - ちょっとしたコツでプロジェクトを成功に導く、WEBディレクターの教科書
Written by Yohei TAKAHASHI

WebディレクターはAIに仕事を奪われるの?実際はどうなのか。

My library Web Direction

こんにちは。タカハシです。

「将来AIに仕事を奪われる」たぐいの記事が多く出ています。
実際、AIが代わりになって成り立つ仕事はたくさんあって、仕組みや制度さえ整えば時間の問題、っていう仕事も相当数あります。
あと、AIじゃなくてもロボットに仕事を奪われるってのも、すでに出始めてますよね。

Webディレクターもこれに当てはまる的なWebメディアがありましたが、実際のところどうなの?
この点について様々な意見があるかと思いますが、僕なりの見解を。

結論:Webディレクターはいつの時代も必要でしょう。

AIが得意な部分、例えば、進捗状況からこの後発生するであろう問題点にアラートを出す、そこに先回りして自動で指示を出す、など人間だとその時が来ないと気付きにくい部分をAI化できると嬉しいです。
あとは、進捗管理ツールに絡む業務や、どのサイトでも必要な基本的な情報の準備など、規則性のある業務ではロボット(というよりはRPA)を活用する等、大いに自動化の余地や可能性に期待したいです。

そうなることで、人間は(Webディレクターは)人口知能には気付きにくくて人間味のある領域を伸ばしていくことができる様になります。

AIには難しい、Webディレクターの最重要業務

クライアント企業の魅力、商品やサービスの魅力、担当者の魅力に気付き、そこを切り取って情報を伝える。ということが、Webディレクターの仕事として重要なポイントで、しかもAIには難しい領域と言えるでしょう。

しかも、この魅力ってのは、クライアント側がまだ気づいていない部分に気付けるのがベストです。

なので、ブランディングに強いWebディレクターはこの先もずっと必要だと言えます。むしろ、これから更に需要が伸びるんじゃないかな?

Webディレクターの使命

僕らの仕事って、
まだ知られていない商品やサービス、あるいは企業の情報を、必要としているけれど、まだそのことを知らない人に伝えること。届けること。
これがWebディレクターの使命だと思うのです。さすがにAIには出来ないでしょ?!

だから、 AIが得意な領域はAIを活用して業務量を減らし、人間は人間にしかできない部分に注力していけると、未来は明るいんじゃないかと。

ちなみに、ブランディングの概念や考え方で、僕がダントツおすすめなのはこの本です。
「ブランディング」という言葉の意味に自信が持てないマーケッターの方や、企画・営業担当の方は必読!

Webサイトのあり方は、時代やデバイスに応じて変わってく。

昔はPCサイトしかなくて、ガラケー用のサイトが出てきて、スマホ用のサイトが出てきて、気づけばスマホが閲覧の中心になりました。
この20年位でもずいぶんとあり方は変化(進化)しています。
これは今後も変わり続けてくと思うんだけど、企業がインターネットを活用して情報を発信していくこと自体は無くならないから、今で言うWebサイトと同等のものは、いつの時代でも必要になるでしょう。

だから、Webディレクターはこの先も必要なのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
未来に不安のある方は、このあたりの本を読むと参考になると思います。

ではまた!

Secured By miniOrange